サタヌの語源、最高の地位に居ると沙汰される

　　音沙汰の「沙汰」は「沙汰ヌ＝沙汰の」が
元々の表現だと推測されます。「ヌ＝ン＝も」
が抜けた表現は「ハーモー＝歯が無い人」の
ように肝心な部分が抜けた表現と見なすべき
でしょう。「沙汰ヌ＝s-tanw＝s-tnw＝沙汰の」
には「tnw＝tono＝殿」のように「最高の地位」
に立つ人の意味がある事が分かります。最高
の地位にある人がマスコミの攻撃に遭う、人々
の沙汰の対象になるのは昔からの習いと推測
されます。

　　　フマリスシラリヤ　　世ヌ中ヌナライ
　　　沙汰ヌ無ン者ヌ　　　何役立チュガ

　　　　　（沖縄の政治家、蔡温の言葉）

　　　フミラリン好カン　　スシラリン好カン
　　　浮世ナダヤスィク　　渡イブシャヌ

　　　　　　（名護親方、名護の統治を
　　　　　　　任された人の言葉）

　ヒエログリフのアルファベット表記
　は次の通りです。

　ヒエログリフ　　日本語　　　　英語

　r tnw　　　　　　　一つ　　　　　each and
　　　　　　　　　　　残らす　　　　every
　　　　　　　　　　　沙汰ヌ
　　　　　　　　　　　対象に
　　　　　　　　　　　なる

　　　　　　　　　　 度々、　　　　as often as
　　　　　　　　 　（非難される
　　　　　　　　　 　事も）

　　　　　　　　　　 最も

　　　　　　　　　　 多く、

　　　　　　　　　　 高く、

　　　　　　　　　　 頻度が
　　　　　　　　　　 多く

　wtnw　　　　　　　破り　　　to break
　　　　　　　　　　　 切る　　 through

　wDnw　　　　　　　洪水、　　flood

　　　　　　　　　　　 波、　　 wave

　　　　　　　　　　　 水の　　 body of

　　　　　　　　　　　 本体　　 water

　　　　　　　　　　　 重い　　 to be

　　　　　　　　　　　 状態　　 heavy

　　　　　　　　　　　 重い　　 weighty

Middle Egyptian Dictionary

2018

Mark Vygus

(15.3 mb)

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