詫び、わびぬればの語源、口を開いて、口を閉じて
わびぬれば 今はた同じ
難波(なには)なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ
「w-abi=詫び」は言篇ですので「口」と関係があります。
「abi=口を閉じて」の前に「w=否定」を付けて「w-abi=
口を開いて」自分のしでかした間違いを謝っている事が
分かります。 「わび」ぬれば、には「嘆き悲しむ」意味が
あるそうです。「嘆く」も「口を開いて喚いている状態に
似ています。「口を開き」「言わずにはいられない」状態
を表す言葉が「w-abi=わび」ぬればと解釈できます。詫
びや「わび」ぬればの「w-ab=w-abi=わび」は、元々は
「w-anb=w-anbi=わんび」だったと推測されます。何か
をする「度に」は「たんびに」と言う時もあります。
ヒエログリフのアルファベット表記
は次の通りです。
ヒエログリフ 日本語 英語
w 違う、 not
否定
前に enclitic
来る negative
否定詞 particle
anb 口を to close
閉める mouth
Middle Egyptian Dictionary
-Mark Vygus
(updated April 2015)
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