三度笠の語源 2、頭に被る帽子のような物

  メソポタミアのシュメール語では「頭」は
「三度=sagdu=サンド」です。「頭=サンド」
に「被る帽子のような物」が 「三度笠」です。
「三度」で「首から上=頭、顔」の部分を表す
言葉はまだあります。仏の顔も「sagdu=三度」
までと言われています。 多分この表現も仏の
「頭」も三度までが元々の表現だったでしょう。
タイなどの仏教が盛んな国では子供の「頭」を
撫でてはいけないと言われています。日本の
風習とは全く違うのは「sagdu=頭」の元々の
意味が残っているのでしょう。「s=s,=チャ」
行音の変化があると推測されます。「s,on=
チョン」髷は「頭」にある髪、頭髪の型です。
人を殺す時には「頭」を「s,on=チョン」切る
と言います。前にも述べましたが「頭」を表す
沖縄方言には「頭=チャン」もあります。具志
頭の昔の読み方は具志「頭=チャン」です。
「頭=一番上=山の頂上=山=サン」の音が
残っているのは「1,2」と数える「サン・
ミン」の「頭=sagnu=sag=サン=1」です。
ギリシャ語では「gg」は「ng」になります。
最初の「g」は「n」に変ります。




 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 シュメール語  日本語   英語

  

 SAGDU      頭    head     

       

 SAG        頭    head


 MIN        2    two

            
       





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Sumerian Dictionary