やんばるの語源、不便な田舎

      ナグヤ ヤンバルヌ
      イチハティガ ヤユラ



名護は「やんばる=行き果て=最果ての地
=田舎」であろうかと首里の人は歌っていま
した。 「ヤマ=山」の音が入っている言葉
には「病」い、「疚」しい、思い「悩む」等
があります。沖縄方言では「痛い」はヤム・
ン、学校のズル休みは「山」学校、何を仕出
かすか分からない「悪い奴、悪童」は「ヤマ」
グーです。「やんばる」は「ya-nfr=ya-nbr=
ya-nbaru=やんばる=山原」と変化している
事が分かります。