ハンチュ・ンの語源、鼻を弾き、指、拳の素早い動き

相手に「危害を与える」物は一種の
「武器」です。空手の有段者の手も一種の
武器です。空手の有段者が人を「殴る」と
ナイフのような「武器を使った」と見なさ
れるそうです。拳は有力な「武器」に変る
事が分かります。空手を習った事の無い人
の「指」も「武器になり得る」事がありま
す。親が悪い事をした子供の「鼻」を指で
「弾く」事があります。名護方言では「鼻
＝パナー」「パンクン」です。「弾け」は
「パンケー」で「弾いた」は「パンチャン」
です。「hamt,u＝hamt,i＝ハンチ」キャンの
変化が推測されます。「弾く」の首里方言
は「hamt,u＝ハンチュ」ンです。Boxingを
見ても分かるように相手の鼻を弾こう、殴
ろうしても「鈍い動きなら」止められるか
避けられるでしょう。「指や拳」が「武器」
になるには「素早い」動きが必要です。鼻
を「hamt,u＝ハンチュ」ンから推測すると
「hamt,u＝素早い＝飛び道具＝武器」に
なります。

　アッカド語のアルファベット表記
　は次の通りです。

　アッカド語　　日本語　　　　　英語

　hamt,u　 　　　　 武器　　　 　weapon

　　　　　　　　　　突然の　　　　　sudden

　　　　　　　　　　素早い　　　　quick

　　　　　　　　　　速い　　　 fast

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France