杜撰なの語源、言葉遣いが存在な、酷い
「d=l」の変化に注目すると「lishanu=
dishanu=disanu=辞さぬ」になると述べ
ました。 「disanu」の否定が「dusanna=
杜撰な」と推測されます。詰り「言葉使い
が荒い、理路整然としていない、用意周到
でない、計画がきめ細かくない」状態の時
に生じる現象が「zusanna=杜撰な」と推測
されます。別の見方は「ズ=図」「散=サン」
です。「良く分る=頭脳の頭、図星の図」と
「散逸して現状が分らない、散々な状態」の
合成語です。多少と同じ構造で後ろの「サン
=良く分らない」の意味になっています。昔
は日本では「知識を得る資料の管理を行う
場所」の「頭」は「図書頭」と言っていました。
「図=zu=知っている=頭」です。「l=d=z」
の変化が推測されます。
シュメール語とアッカド語のアルファベット
表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
シュメール語
(大文字表記)
ZU 知る to know
学ぶ to learn
DI 話す to speak
lisha'nu 言葉 language
舌 tongue
話 speech
lisha'num 言葉 language
舌 tongue
方言 a dialect
発音 a pronunciation
The Pennsylvania
Sumerian Dictionary
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France