岩走る、突っ走る、破水、橋、蓮、受水走水 3
石走る 垂水の上の
さわらびの
萌え出づる春に なりにけるかも
日本語には「走=水」「破=水」「橋=水」
「蓮=水」を表す言葉が多い事に気づきます。
「走る」の音は突っ「走る=pashiru」のように
「パシル」とも発音します。 これらの言葉は
メソポタミアのシュメール語やアッカド語由来
の言葉と推測されます。岩走るの岩は、岩と
は全く関係ない状態への当て字、と推測され
ますが、石器時代まで振り返ると関係がある
事が分ります。 石器時代には洞窟に住み、
天の岩戸のように「茅=棲家=kaya=岩」が
親から子供への「相続の対象」と仮定すると
「iwa=岩=kaya=gaya=谷」が「親から子へ
の財産の移動=相続」を表す事が分ります。
「iwa=岩」の意味はヒエログリフとトルコ語に
関係があると推測されます。
ヒエログリフ、シュメール語とアッカド語、
トルコ語のアルファベット表記は次の通り
です。
ヒエログリフ 日本語 英語
シュメール語
(大文字表記)
アッカド語(A)
トルコ語 (T)
iwa 贈る to present
膜を破る water)
相続人 heir
遺産相続 to inherit
をする
遺産相続 to inherit
をする
相続 inheritance
を変える (water)
HASH 水を流す to break
為に堰や (for rushing
膜を破る water)
水の流れ to divert
を変える (water)
pa'shiru (A) 水に referring to
A 関係がある water
kaya 岩 rock
石 stone
Middle Egyptian Dictionary
Mark Vygus
(11mb - updated April 2015)
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378
172
The Pennsylvania
Sumerian Dictionary
The Assyrian Dictionary of
the University of Chicago (CAD)
P
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