参画の語源、一緒に仕事をする、サンガ・マチャー 3

ある計画に「sang=sank=sanka=参加」する、

「一緒に」仕事をする事を「sang=sa=参」画と

言うかは、年が明けて皇居への一般「sang=

参賀」をした事のある人は理解できると推測さ

れます。年「頭」、年の「初め」に行われる行事

が「参賀」です。 年頭は年初とも言われます。

「頭=sang=一番先=初め」です。年頭、年初

の行事、「頭=sang」を「初め=sanga=参賀」と

言うのは古代メソポタミアのシュメール語由来

の言葉である事が分ります。 この件は沖縄県

の南部の端っこにある、具志「頭=tiang=sang」

城跡でも述べました。  「参賀」「参加」「参画」に

含まれている音の「sag=sagg=sang=sanga=

参賀=頭=初め=一番=sanka=参加」には同

じ場所で「一緒」に働く状態を表す「一」が含ま

れています。「一緒に」仕事をする事や、その年

に初めて行う事が「参加」「参賀」です。算用数字

の「3=参」と参画や参賀の「sang」は系統が全く

違う言葉である事が分ります。算用数字の「3」に

代用して「参」を使う事は全く酷い当て字だと分り

ます。 沖縄では色々なサイズの「一寸角」の角材

の名前を「頭=初め=一=sang=sanga=サンガ」、

「マチャー=巻き=手でひと巻きで巻ける物」と言い

ます。今でも大工が使っている言葉です。



 ヒエログリフアッカド語、シュメール語
 のアルファベット表記は次の通りです。



 ヒエログリフ 日本語   英語
 アッカド語(A)
 シュメール語
(大文字表記)




 SAG      頭       head


 SAG GAL  進む     to advance



 Nisangu  (A) 最初の月  first month


   注1:  Nisannu の変化形、その他に
        Nisaggu があります。
       「g=n」の変化が分ります。


   注2:  Nissan= 年始、年初を祝い、
               挨拶回りをする時期、
               沖縄方言のニサン・ガチ
               と同じ、


 nis      分ける   to divide



 MIN        2、両   two


     


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France




The Pennsylvania
Sumerian Dictionary