リートゥン、祝盃の語源、水の流れ口がある容器、如雨露
如雨露は「水が流れ出る」小さな穴
を沢山つけた「水を草木にやる」道具です。
「r=d」の変化を考えると、如雨露は「rhyton
=dhytun=ディートゥン=ディールン=jhylun
=jhylo=如雨露」と変化したと推測されます。
如雨露は使っている時には「濡れている」の
は当然でしょう。「濡れている」の名護方言は
「dhytun=ディートゥン」ですが「d=r」の対応
がありますので「水を容れる物、水の容器、祝盃
=rhyton=dhytun=濡れている」と推測されます。
「リートゥン=祝盃=如雨露=ディートゥン」の
変化が推測されます。「rhy=rhu=流」出の語源
が「rhy=rhu=rous=流れ出る」と推測されます。
「水の流れ」は「水を容れ、注ぐ」容器や「水を
容れて流れる」「川」がありますが、人々や車が
「流れる」道は「rout=ルート」と呼ばれています。
アッカド語とギリシャ語のアルファベット表記
は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
ギリシャ語
古代(C)
現代(G)
bibru' (A) 祝盃 rhyton
rheuma (C) 流れ stream
流れ current
revma (G) 流れ stream