肌を許す、裸足の花嫁の語源

hetakes02016-05-17

 「裸足」の「花嫁」は珍しい題名です。何故

そんな珍しい題名が考えられるのでしょうか。

作者は多分アッカド語を知っていただろうと、

私は思っています。花婿花嫁は「新郎新婦」と

言われています。 「新=hada」の音は「新しく」

何かを始める事を表すと推測されます。夫婦の

契を結ぶ事は「hada=肌」を許すとも言います。

女性を表す言葉は語尾に来る時には「tu-ma=

妻」や「tu-zi=トゥ・ジ」の「tu」ですので「花婿の」

「女=tu=妻、トゥジ」は花婿の後ろに「tu」を付け

た言葉になります。英語と逆の発想です。最初に

花婿の言葉があり、その後に「tu」を付けて「新婦」

を表す事が分ります。



 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語 日本語   英語


 hadashshatu  花嫁    bride

 hadashshu'    花婿    bridegroom




シカゴ大学アッカド語辞典
H,(Het) の参照ページ
36



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de Fdance