肌を許す、裸足の花嫁の語源
「裸足」の「花嫁」は珍しい題名です。何故
そんな珍しい題名が考えられるのでしょうか。
作者は多分アッカド語を知っていただろうと、
私は思っています。花婿花嫁は「新郎新婦」と
言われています。 「新=hada」の音は「新しく」
何かを始める事を表すと推測されます。夫婦の
契を結ぶ事は「hada=肌」を許すとも言います。
女性を表す言葉は語尾に来る時には「tu-ma=
妻」や「tu-zi=トゥ・ジ」の「tu」ですので「花婿の」
「女=tu=妻、トゥジ」は花婿の後ろに「tu」を付け
た言葉になります。英語と逆の発想です。最初に
花婿の言葉があり、その後に「tu」を付けて「新婦」
を表す事が分ります。
アッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
hadashshatu 花嫁 bride
hadashshu' 花婿 bridegroom
シカゴ大学アッカド語辞典
H,(Het) の参照ページ
36
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de Fdance