片っ端の語源、腹蔵なく、同じ釜の飯を食う

片っ端は「全て」です。腹蔵なくも「全て」です。

「片っ端」語源を想像する事は難しいですが、

「腹蔵なく」の語源は簡単に想像できます。

「内臓=腹の内」に「蓄える=しまった置く、

入れて置く」事は「せず、しない」状態です。

「片っ端=腹蔵なく」ですので「片っ端=腹の

内にしまって置く事はしない」と分析できます。

詰り「片っ端=内臓に関係がある言葉」と推測

されます。英語では「内臓=intestines」です。

アッカド語辞典に「intestines」を入力すると、

片っ端の「pasu=pasi」が出てきます。お腹の

外側の真ん中にあるのが「臍」です。名護方言

では「点=テン」「プス=pusu=pasu」と言い

ます。円の真ん中、中心は「点」です。「丸い

円」を描く時には「コンパス=compass」を使い

ます。お腹の真ん中にある「テンプス」と「円」

を描く「コンパス」は同じ語源から派生した言葉

と推測されます。 「コンパス=compass」を英和

辞典で調べてみると「範囲内、一定の地域、周囲、

円の中 →腹の中=腹の内」である事が分ります。

「プス=pus=足=pisah=ピサー」も同じ語源から

派生した言葉と推測されます。五体満足と言われて

いるように「体の真ん中」から「外に伸びている」

部分が「四肢」です。「足=脚の一部」もその一部

です。臍も胎児が母の「胎内」にいる時には「長く

伸びている」器官です。「臍=プス=真ん中にあり

外に伸びている器官=pus=pisah=ped=足=脚

=体から外に伸びている部分」と連想できます。

「走る速さ、歩く速さ」を表す英語の「pace」も

ギリシャ語由来の言葉です。



 アッカド語ギリシャ語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語   英語
 ギリシャ語 
 古代 (C)
 現代 (G)



 pa'su'    内蔵    intestines

         斧     an ax
               hatchet

 

 pato'  (G) 足    foot
        

 podi   (G) 脚    leg


 pidima  (G) 飛び  to jump
        上がる

 

シカゴ大学アッカド語辞典
P の参照ページ
297




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