授かるとニジン、妊娠と我慢

妊娠と我慢も古代メソポタミア

シュメール語とアッカド語由来の

表現と推測されます。 女性がお腹

の中、体の中」に胎児が出来る状態

は妊娠すると言います。 妊娠中は

今までとは変わりとても「辛い」思い

をする人もいるようです。お腹の子が

「外に出る、生れる」まで「我慢する」

必要あるようです。「体の中にある」

大便や小便を「我慢する」事は名護方言

では「nigin=ニジン」と言います。

「妊娠の痛みを我慢する」のも同じ状態

と言えるかもしれません。子供が出来る、

妊娠するのを「sadu=授」かるとも言い

ます。日本では妻の他にも妾がいると女

を「囲う」と言います。妾にも「子供が

出来る」状態を表す言葉と推測されます。


 シュメール語とアッカド語のアルファベット
 表記は次の通りです。

 アッカド語 日本語  英語
 シュメール語
(大文字表記)


 NIGIN    囲む  encircle


 shadu     囲む  encircle



ペンシルバニア大学
シュメール語辞典



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France