爪の垢を飲ませよ、チムエー・ネン、面白くない、値打ちがない

  私は今まで「timu=肝」の入っている言葉

アッカド語由来の言葉だと思っていましたが、

古代ギリシャ語とも関係があるようです。見て

いても「面白くない」、見る「値打ちがない」

状態を名護方言では「timu=チム」エー・ネン

と言います。 このチムは「爪=tume=timi=

time=timu=チム=肝」と変化したと推測され

ます。見ていて「面白くない」のは、見ていて

「満足できない」です。名護方言では「timu'

=チムー=キムー」フガンと言います。「爪」

の垢を煎じて飲ませよと言う言葉を文字通りに

受け取ると「チミ=timi=tume=爪=値打ちの

ある物、高価な物」です。英語では「value

値打ち」です。 「爪」の沖縄方言は「チミ=

timi」です。


 ギリシャ語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 古代(C)  日本語  英語
 ギリシャ語 
 ギリシャ語(G)


 time (C)  価値   value

        費用   cost

         価格   price

       

 timi (G)  価値   value



Glosbe
英語・古代ギリシャ語辞典


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