ワタヌ・ミー、腹一杯、腹ペコ、何食わぬ顔 2

山の一番遠い所、奥深い所は

「み=深」山です。沖縄方言では

山の「深=ミー」です。意味深長

と言う表現もあります。「ミー

=ミ」の音は「長い、深い、多く

の量」を表す音である事が分り

ます。「沢山の量」を表す色々な

表現に使われると推測されます。

「腹一杯たべたか」の名護方言は

「腹=ワタ」「ヌ=の」「奥底=

深=ミー」「カダン=食べた」

「か=ナー」と言います。私が

中学生の頃までは、名護町でも

お昼ご飯を食べる余裕がない

家庭もあったようです。50歳

を過ぎてそういう話を聞きました

ので、そう言った同期生は「何

食わぬ顔」で午後の授業を受けて

いた事が分ります。そういう状況

でならば「何食わぬ顔」の表現は

ピッタリと言えるでしょう。ワタヌ・

ミーと「何食わぬ顔」が関係がある

言葉だと今日気づきました。何食わ

ぬ顔で授業を受けていた同期生は

夕ご飯時まで腹ペコだったと考え

られます。





 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。


 ヒエログリフ 日本語   英語


 kfa      水差し   bottom
         の底    fo jar

          

         膿んだ   base of
         傷の根   abascess

          


Mark Vygus の
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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