顔の色が失せる、パナー、日本

「顔の色が失せる」状態も、その

ような結果をもたらす「酷い」行為

も「顔、鼻」「日本の発音の仕方」

が分ると推測できます。人間の体の

部位で「色の変化」が激しい部分が

「顔」です。「pana'=パナー=鼻

=はな」は「pana=顔」の真ん中に

あります。「顔色を伺う」と言う表現

があるように、人間の体の部分で一番

「色の変化」を示す部分が「顔と鼻頭」

です。アッカド語の「panu=体の前面

にある顔、先頭、最初」と名護方言の

「pana'=パナー=鼻」は同じ語源から

派生した言葉と推測できます。「最初

から」信じない事を「はなから」信じ

ないとも言いますが、その「はな」も

同じ語源から派生した言葉でしょう。

日本は日本語では「nihon,nippon」です

が北京音では「riben」です。「r=l=n」

の変化が分ります。「palu=panu=pana

=pala」の変化が推測されます。英語では

「顔色が失せる、悪くなる、青白くなる=

pale」です。そのように相手を「酷く傷つけ

る、串刺しにする=impale」です。




 アッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。


  アッカド語 日本語    英語


  panu     前         front
   A      前の部分      front part

         表面        surface

         ある事に関わる   concern

         考慮        consideration

  panu'    顔         face
   A

  panu'    ある事に関わる   concern

         考慮        consideration


  penu'     先に受け取る   to have
         権利、先取り権  prior claim
         がある



  pe'mu     肉の切れ端    a cut of meat
        (肉は赤身とも
         言われます)

  pendu'     赤い痣      a red mole
         染み、汚点    blemish


  penu'    (赤く腫れる    a disease
         湿疹が出来る)
         病気


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
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