漁り、鯏取り
取るは「toru」とローマ字で書きます。
「tori=取り」は「tore=取れ」と変化
します。取れの名護方言は「ture'=
トuレー」です。釣り=turi」は魚を
「取る=toru」事、魚「釣り=turi」です。
「取る=獲る=捕る=toru=turu=釣る」
と変化します。「獲ると釣る」は同じ
事です。どれだけ魚釣りしたか、その
数量は漁獲量と言います。魚を「獲った」
量が漁獲量である事が分ります。獲るの
名護方言は「qati=カチ」ミンです。この
音は英語の「catch=捕る」と同じです。
手偏は「qatu=担」ぐ、で分るように
「qatu=手」を含んでいます。「捕る
人」は「catcher=捕手」です。捕手
の日本語と英語に「qatu=手=catch」
が含まれている事に気づきます。魚は
「刺す=sasu」、「sasi=刺し」て
捕る場合があります。「asaru=漁る」
方法もあります。日本語の動詞は「る」
や「す」で終る場合があります。それ
を取り去った部分が「語幹」です。漁る
は「漁る=asa-ru=asa-su=漁ス」と
変化すると推測できます。魚も人間も
「アサス=asa-su=漁ス」と死にます。
「暗殺」の英語は語尾に名詞を表すtion
を付けて「asasination=暗殺」と言い
ます。暗殺と虐殺は同じやり方ですが
虐殺の場合は数が多いようです。
人を「殺す」事は命を「取る」と
言います。英語の「assassination
=暗殺」はアッカド語由来の言葉
と推測されます。「漁る」と英語
の「assasinstion」は同じ語源の
言葉から派生した言葉と推測でき
そうです。
アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
qa'tu 手 hand
sha qa'ti 手を洗う a bowl
広い盆状の for washing
盥のような hands
手洗い用具
asha'su 捕る、獲る catch
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France