ネーリン、寝る、萎える、なゐ
「寝ている」時、「横たわっている」時の状態
と「死んでいる」時の体の状態は良く似ています。
似たような言葉で表現されそうです。草木もその
命が途絶えると「横倒しになり」ます。水が絶え
ると「萎れる」、「萎える」でしょう。萎えるの
名護方言は「ne'ri=ネーリ」ンです。「neru=
寝る」と似た音です。地震が起きると草木も人間
が建てた物も倒れる場合が多いです。「倒壊」を
引き起こすのが地震ですので「寝る=neru=neri
=練り」と関係がある言葉で表されると推測でき
ます。地震の時の「地表や地面」の動きは、水の
動きに似ています。波が起こり地面が「u-neri=
うねり」ます。 「neri」を含んだ表現は「波の
動き」を表すと推測できます。「r」の音は脱落
する場合がありますので「neri=nei」になります。
地震は普通に、度々起る現象ではないので、水の動
き、揺れ、振動ではないので「neri」の否定を表す
「nari=nai=地震」の音で表すと推測できます。
地震の沖縄方言は「ない=なゐ=萎え」です。古語
でも地震は「萎え=なゐ」です。 何かをしたい時
には対策を「neru=練る」と言います。その対策の
元々の意味は「人殺し」だったかもしれません。
アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
ne'ru 殺す kill
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France