神に召されたバビロニア
人間が「死滅する、死ぬ、亡くなる、天国
に往く」と神に「召された」と表現する宗教が
あります。その宗教はメソポタミア起源の宗教
と推測できます。「召す」には「滅ぼされた、
死滅した」意味があります。元々は「都市、
町」が「滅ぼされ」状態を表す言葉だったと
推測できます。町が滅ぼされるとそこに住ん
でいた住民も同時に殆どの人が「殺された」、
「皆殺しにされる」場合も多かったと考え
るのが常識である事はメソポタミアでの
都市の興亡の歴史を読むと分ります。
ヒエログリフとアッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。
me'su (A) 破壊する to destroy
潰す to crush
Sat 殺し slaughter
slaughtering
恐怖 terror
シカゴ大学アッカド語
(アッシリア語)辞典
M part 2 の参照ページ
55
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
442