流れ、長い、縷々説明する、ドゥルー、泥沼状態

 川の流れは「長い」と思うのが普通でしょう。

「長々と」丁寧に説明する、事は「lulu=縷々」

説明すると言います。「縷々」説明すると言う

表現は、その「長さ」を「川の流れ」に例えた

のかもしれません。普通の土に「水分」が沢山

混ざると「dwlu=dolo=泥」になります。悪い

現状が「長く続く」と「泥沼」化すると言います。

「糸で出来た紐のように長い=縷々=lulu=dwlu

=dolo=泥=水分が多く含まれている土」と分析

出来ます。「長い嫌な状態=水臭い=泥=dwlu=

lulu」と推測できます。川の流れが長いのは時間

的観念にも使います。川の流れは縷々を説明する

良い例えと考えられます。鴨長明方丈記をお読み

下さい。 縷々説明しましたのでこれ以上読むのは

嫌だという読者もいるかもしれません。今日はここ

で終ります。


  アッカド語とシュメール語のアルファベット表記
  は次の通りです。


  アッカド語  日本語       英語
  シュメール語
 (大文字表記)


  LA      アッカド語の   flooding

          ni'lu と同じ  


  ni'lu     濡れ        wetness

         湿気        moisture

         湿度        humidity

         洪水        flood

         精液       semen

         精子、精液    sperm

         液体        fluid



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
N part 2 の参照ページ
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