草木、花、幣を手向ける

     このたびは ぬさもとりあへず
          手向山
     もみぢのにしき 神のまに


 花を「tamu=手向」けると言う表現がありますが、

元々は「草木の葉=幣」を手向ける事を表す言葉では

ないでしょうか。 幣もとりあえずの「幣」は「木=

tamu」と関係がある事が分ります。その「幣」は紅葉

と言う「紅くなる木の葉」が綺麗な「tamu=手向」け

山とも関係がある事が歌を見ると分ります。


  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語  日本語   英語


  ta'mu'    木     a tree
         の種類



シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
T の参照ページ
198