ターウルサー、田んぼの側、水辺に植える木、ホルトノキ

 ホルトノキの沖縄方言に「ターウルサー」があります。

「田んぼの側、水辺」に植えて置き、稲刈りが終ってか

ら田んぼに肥料を与える必要がある時に「ターウルサー」

の枝を切り落として田んぼに「ウル」チ、下して、田の

中に漉き込む木なのでターウルサと名付けられています。

その本当の意味を今日知りました。「田んぼ」も「港」

も「水辺」にあります。港に船が止まっている場合に

進行方向の左側が「港の土地、埠頭」で、右側は海の

中です。「port=portside=左側」にあり、「右側」

は「右舷=starboard」と言います。この関係は田と

「ターウルサー」の位置関係と同じです。田は水の

中で「ターウルサー」陸に植えられています。必要

な時に「田=水中」に埋められます。日本語でも水

は「wr=wru=ウル」の音で表されます。水がある

場所、水に接している場所、浜辺は「wr=wra=浦」

と言います。名護は名護浦の深さで有名です。水辺

は「土地=田=ta」「wr=水」と分析できます。


  ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。


  ヒエログリフ  日本語    英語


  tA wr      港の側    portside
          埠頭のある
          場所

  tA Aaa     場所     a place name
          地域の名前


ヒエログリフ辞典
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1998