郎子、郎女は「illatu=郎」子、いらつめ、と
読ませています。なぜ「郎=illatu」と読めるので
しょうか。この言葉はアッカド語への当て字と推測
できます。「親しい」人への呼びかけの言葉が郎子
だと国語辞典に載っています。「illatu=郎=親し
い」と推測できます。
アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
illatu 血族、同族 kinship group
A の一員
一門、一族 clan
シカゴ大学アッカド語
(アッシリア語)辞典
I/J の参照ページ
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