エランセマム、エランテムム、キームム、イジュ、アンチュ・ラサ

ギリシャ語由来の花の英語名「eranthemum」を

エランセマムと訳する人とエランテムムと訳する人

がいるようです。英語を学んだ人はエランセマムと

言い、ローマ字読みしたい人はエランテムムと言う

のかもしれません。私はある程度英語を学んだので、

今までエランセマムと読んでいましたがエランテムム

の言い方が面白いのではないかと今日気づきました。

「花」の後で「実が生る」木の代表は「mum=mumu=

momo=桃」かもしれません。 毛桃の沖縄方言はキー

「ムム=mumu=mum」です。ギリシャ語由来の英語の

花の名前「eranthemum」は、「花=anthe=アンテ」

と「ムム=mumu=mum=桃=実」と分析できそうです。

「花」を表す「anthe=anthu=アンチュ」も沖縄方言

にはあります。沖縄は間も無く梅雨入りします。その

時に咲く花が「イジュ」です。イジュの「花」の咲き方

が沖縄では「一番綺麗」と考えられていたかもしれません。

イジュの「花」は「anthe=anthu=antyw=アンチュ」ラサ、

あんなに綺麗に、咲くと、琉歌にも歌われています。花の

科目「eranthis=エランティス」属は「エランティス=春

の花」だそうです。エランセ・マム、エランテ・ムムの

「eran」は「春の」かもしれません。春爛漫という言葉が

あります。「春=ran=爛」と推測できます。ミルラルノキ

属の木があり、その木からは香料が取れるそうで、その木の

名前は英語では綴りは「myrrh=見る」発音は「maa=マー」

です。この英語に相当するヒエログリフは「antyw=アンチュ」

です。


ヒエログリフギリシャ語のアルファベット表記
は次の通りです。


  ヒエログリフ  日本語       英語
  ギリシャ語(G)

  antyw      ミルラノキ属の木  myrrh
          アンチュ・ラサは  
          木の花を愛でる言葉
         (沖縄方言)

  mAA       見る        see, look upon
          

  antho    (G) 花         flower

  anthizo  (G) 花         flower


ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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ギリシャ語はキプロス・ネットの現代ギリシャ語、
English-Greek Dictionary を参考にしています。