外れ無く、何時も、毎日

外側の枠、柵の一部でも「開ける」と家畜など中にいる物は

「外に出る」でしょう。体の外側に着るのが衣服です。服は冬

には気づき易いですが、出来るだけ体を外の寒さから守る為に

「開いている」部分を無くするように、色々な道具で「閉め」

ます。ボタン、帯、ジッパーなどがあります。お家の中は暖か

くしていますので、お家の中では「靴」を「脱ぎ」、外側に

着ている服、コートなどを「脱ぎ」ます。その時の動作が

ジッパーや紐を「hadu=外」す行為です。普通の時や普通の

人は人前、他人の前では「裸や肌」は「曝さない」でしょう。

そんな事は「止す」でしょう。「止す、止める」状態や「中に

押し留めて置く」状態、即ち「同じ状態を続ける、外側の枠を

外す事が無く決まった事を続ける、習慣を守る」などは「放す、

解放、規範からの遊離、外す、外れる、放す、脱ぐ」の「la=

否定」で表されます。「外れ無く、何時も同じ通りに、毎日=

la padu」になると推測できます。 順序を変えた「padu la=

padi la=hadi la=恥ら」うは「服を脱がない、肌を見せない」

状態が元々の意味だと推測できます。



  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語  日本語       英語


  padu'     放す、外す     to release
         止める       to stop, to cease

  la padaa   止めないで     without ceasing
         羽目を外さ無いで
         何時もの通り
         習慣を守って

         止める事無く毎日  every day without ceasing
        (の文脈で使用され
         ています)

シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
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