ミルミルうちに市内の全ての地域が水浸しになった
ミルミルうちにと言う表現は津波や
台風など人間の手に負えない自然現象
に伴う「洪水による被害、水による被害」
を表す場合が多いようです。別れ話が本格化
すると「milu=ミル」ミルうちに女の目から
涙が溢れたと言う時もあります。「midu=水」
は「流れ」ます。流れの音読み流水の「llu=lu=
リュウ」です。水の「mi」と「llu=lu=流」水を
くっ付けると「millu=ミルミル=沢山の水=洪水」
を表すと推測しても良さそうです。
アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
milu 洪水によりその地域は the flood will come and
高波に襲われ全てを the high water will carry off
持ち去られるだろう the country
洪水が持ち去った flood carried it off
以上の文章の中で「mi'li」は使われています。
シカゴ大学アッカド語
(アッシリア語)辞典
M part two の参照ページ
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