ニベも無く断る、ニーブで手を濯ぐ、手水の縁

hetakes02014-01-21

ニベも無く断られたら癪に障るでしょう。

相手の「心に」相当な打撃を与える「断り」

方が「n ib=n ibe=ニベ」も無い断り方です。

神社に行くと「柄杓」で手を濯ぎます。手水

を使います。なぜでしょうか。それは一種の

禊です。「心を清める」作法です。この作法

を表す言葉に「心」が含まれていると推測

できます。前に述べましたが名護の許田区

は「手水の縁」で有名です。許田の泉で若い

女に会った男がそこに用意されていた柄杓を

使わずに「その娘の手杓」を所望します。

最初はその娘はそこにある柄杓を使えば良い

ではないかと「n ib=nibe=ニベ」も無く

断りますが、最後には「手杓」で若者に

泉の水を飲ませます。二人は「aqity=

aqaiyyw=赤イーチュー=赤糸=赤い糸」

で結ばれていたようです。柄杓の沖縄方言は

「n ib=ni'bu=ニーブ」です。ヒエログリフ

では「n=無い、否定、no, not」で、「ib=

心」です。神社で「柄杓」で「手水」を使う

のは無念無想の境地になりたいからでしょう。

「無念無想」の状態が「n ib=ni'bu=ニーブ=

柄杓」です。「無念無想の気持で神に祈る」前に

「柄杓を使い手水で自分の手を濯ぐ」のは「禊の

一種」と見なして良いでしょう。嫌な異性の申込

を「n ib=nibe=ニベ」も無く断る時には「固い」

「決意」でしていると推測できます。申込を受け

入れる「気持は更々無い」なら当然でしょう。

ヒエログリフが分ると語源由来辞典の解説が如何

に出鱈目か、如何に漢字に拘り過ぎた解説をして

いるか分ります。「心」の状態を表す日本語には

他人が「言った」事を疑わしいと「心の中」で

「思う」、「ib=ibu=訝」カルがあります。俺様

が偉いという「態度」には「心」が含まれていま

す。日本語では「ib=iba=威張」ると言います。


ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。


ヒエログリフ  日本語       英語


  n       否定、違う     not
          否定を表す接頭辞  negative paraticle
          または接尾辞

    ib     心、気持      heart, mind

  imy ib     好きな(人)    favorite
         (心の中にいる人)  sweetheart



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