否、犬が歩く、去ぬ、稲、祈り、猪
「ina」行音は犬も歩けば棒に当ると言われるように
「いま居る場所から何かを得たい為に」「外に出かける」
状態を表すと推測できます。「去る」は古語では「去ぬ」
です。「行く=go」と同じです。「kyo=去=過ぎ去る=
gyo=go」は音が似ています。過去の事を言う表現に「捕り
逃がした」「魚=gyo」は大きいと言われます。 あの魚は
「ギョッ」とする程大きかったのにと戯言を言う人が多い
ようです。 魚を「捕獲、収穫」するのが「漁業」です。
「ina=稲」穂が垂れると「ine=稲」刈りに出掛ける時期
になります。青田刈りをする人は「ina=イナ」「イ=異」
でしょう。そうするの「異」常です。「ina=否」そういう
事は出来ませんと農民は答えるでしょう。青田買いをする
人はいます。祈りの初めは農作物が沢山穫れますようにと
「祈願」する事だったと推測できます。収穫祭や種取祭が
「ino=祈」り、の初めかもしれません。漁業も始めの頃は
「浜辺に近い」場所「ino=イノー」だったと推測できます。
ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。
ヒエログリフ 日本語 英語
ini 獲りに出掛ける fetch
収穫に出掛ける
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
1988