前置詞の m と n は場所や時間を表す

「前に」行けの名護方言は
「m n=me' ni=メーニ」行ケー
と言います。「m」と「n」は
場所を表す前置詞です。即ち
「場所=前=m=n=に=前後
左右」を表します。それが分ると、
名護方言の「m n=ma'ni=マーニ=
何処に」「あるか=アイガ」が簡単
に理解できます。沖縄方言では
「最初にお店に入ったお客」は
「m xt=mi'xuti=ミークチ=ミーグチ」、
新口と言われます。ミーグチ、新口が
入ると「後」から続々とお客様が入る
と信じられています。それでミーグチ
が開店直後に現れるとお店の経営者は
喜びます。そのミーグチの金離れが良い
と今日は「at=ato=後」から来る客も
良い客と期待が大きくなるようです。


ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。


ヒエログリフ 日本語 英語

Hr 先頭、前 front

n Hr 前に in front of

HA 後ろ behind

n HA 後ろ behind

a 腕 arm

m a 手に in the hand
所有 possession
担当の charge of
一緒に together with

m pHwy 後ろ behind, back
後で after
最後に finally
最後に lastly

m SA 後で afterwards
擦り切れた wearing
(サンダルなど)(sandals)
追求して in quest of

m qd 回りに around
一緒に together

m xt 後から after
後で






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