勘弁して下さいと頭を下げる

勘弁の音を聞いて「頭」を下げる
動作と結びつく、その動作が直ぐに
浮かんだのはヒエログリフを学んだ
おかげだと思っています。母音を
強調したい時には「n」の音が母音
の前後の一方につく事を思い出すと
「kapw=kanpw=kambw」の変化
は直ぐに分ります。被るの名護方言
は「kambwn=カンブン」です。
「kamba」行音が「頭、上の部分」
を表すのが分ります。「Kamban
=看板」は「上に掲げる物、地域
の代表者、頭」です。その上にある
「頭」を「下げる」動作が「kamben
=勘弁」して下さいです。看板も勘弁
ヒエログリフへの当て字に間違い
無いでしょう。良く考えられた当て字
です。「kambw=幹部」もヒエログリフへの当て字と推測できますが、あまり良い当て字では無いようです。幹は
下から上まで続いています。「幹部」
は「上にいる人たち」です。ヒエログリフが分ると頭部と書いて「kambw」
と読ませるでしょう。当て字は自国の言葉に外国の文字を便宜的に当てた
だけです。日本語の音に外国語を
当てたのが当て字です。当て字は
訓読みが基本ですので如何様にも
読めで良いでしょう。

ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。