シーダカ、お世辞、指示、シヂネン

お世辞もヒエログリフ由来の
言葉と推測されます。「sdd=
sedi=世辞=言葉で褒め称える」
事です。お金や物で褒め称える
のは賞金や賞品、メダルなどです。
指図は「指」でしますが、「sdd=
sidi=指示」は「言葉で命令する」
事と考えられます。「言葉で命令す
る」のが「指示」だと解釈すると
面白い事が分ってきます。どんな
偉い人間でも「死んだら」人に
「指示できない」です。「死んで
しまった」の名護方言は「ssd=sidi
=シディ」「ネン=nen=nn」です。
「言う=ssd=sidi」に対して「死」
の当て字を使った出鱈目な当て字
ですが、「何も言えない=死んで
いる」状態と見なすと結果的には
当たっています。巫術を行う人は
「神様、霊的な存在、祖先の魂」
の「言葉を聞ける」或いはその
ような存在と「会話が出来る」と信
じられています。そのような人を
首里方言では「sdd=si'da=シーダ
カ・サン或いは「sdd=se'da=セーダ」
カ・サンと言います。今帰仁方言で
は「sdd=sidi=シヂ」高セーンと言
いますので、今帰仁方言の方が原型
を留めていると推測できます。その
うな霊力の高い巫術師が巫術を行う
場所は限られた「聖なる場所」と考え
られています。沖縄方言では「sdd=
sedi=セヂ=霊力の高い所」と言い
ます。久高島もセヂの高い所と考え
られています。


ヒエログリフとシュメール語のアルファベット表記は次の通りです。


ヒエログリフ (H) 日本語 英語

sDd (H) 言う talk

DI (A) 言う speak

sAH (H) 足の親指 a big toe
足の指 toe

nn (H) 否定 not


ヒエログリフ辞典
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