兎が居る

奄美大島には黒兎が「居る」
そうです。 私はまだ奄美大島
行った事がなく黒兎を見た事が
ありません。月にも兎が「居る」
そうです。居るの名護方言は
wnn=winn=win=ウイン」です。
皆さんはビックリするでしょうが、
僕などは65年以上前からwindow
を知っていました。ある特定の誰か
が「そこに居るか」尋ねられ、もし
その人が「居たら」名護方言では
「window=ウインドー」と答えます。
「窓=window」が閉まっていたら
人影が見えませんので誰がお家や
部屋の中に居るか分りませんが、
窓が空いていると誰が居るか分り
ます。人が「中に居るか」聞くには
ウインナーとか「wimyi=ウイミー」
と聞きます。「imy=中に居る、有る」
が含まれていますのでウイミーは素晴ら
しい表現であるのが分ります。そんな事
も知らずに私が小さい頃の沖縄では方言
禁止令が出て学校で沖縄方言を使うと罰
を受けました。短期的観点から見た国や
県の言語政策が如何に馬鹿げた事である
か、そればかりでなく危険であるか分り
ます。

ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。

wnn = 居る 、ある(動詞)、英語では be ( verb )