マーチ、泣チ、今帰仁、ナーチャと安室

人が亡くなるのを名護方言
では「marti=マーチ」ネンと
言います。沖縄では死んだ人
は頭を「西」に向けます。
普通の人は「枕を西」にして
はいけないと注意されます。
「martu=marti=西」ならば
「死と西」は同じ音で表される
と推測できます。沖縄地図を見
ると本部半島は「西側」にあり
東シナ海に面しています。その
本部半島の一角に「nati=ナチ
=今帰」仁があります。
「西=martu=marti=narti=
nati=今帰」と推測できます。
今帰仁だけでなく「那智=nati」
の音が入っている地形は「西」
と関係があると推測できます。
人が「泣く」のは人が「亡く」
なる時でしょう。泣いてしま
ったの名護方言は「nati=泣チ」
ネンです。慶良間諸島の座間味
島と渡嘉敷島は有名ですが、
安室島は余り知られていません。
首里から慶良間は見えるが睫毛
は見えないと言われる慶良間諸島
は沖縄島の西にあります。太陽が
進む方向は「西」ですが、進む
時間は「未来」です。「空間も
時間も同じか似た音、言葉」で
表されると考えられます。「未来」
の一時期も「nati=西」の音で表さ
ると推測できます。ある日の「翌日」
の沖縄方言は「na'tia=ナーチャ」です。
今帰仁の「nati」の音と同じ音です。
「mati=待ち」に待ちたる運動会と言う
歌があります。「nartia=ナーチャ=翌日」
含め「今からやって来る」未来の日を
「matu=待つ」と言います。




シュメール語とアッカド語は次の通りです。

amurru = 西の人、西風、アッカド語、英語では westner, west wind
MARTU = 西の人、西風、シュメール語、英語では westner, west wind

matu = 死ぬ、アッカド語、英語では to die