直ぐ下と直下型地震

直ぐ下を直下と言うのは良くない言い方と思われます。
日中辞典に直下を入れても中国語は出て来ません。「sugu
=直ぐ」下は「直ぐ=sig=下」と考えられます。即ち同じ
意味の二種類の言葉を並べて言葉の意味を強調していると
考えられます。直ぐの名護方言は「sigu=シグ」です。
最近は直上と言う言い方もあるようですが、それは下
を表す「sig」の音に「直ぐ」を当て字に使った為に
「sig=sugu=下」の意味が分らなくなったからでしょう。
「直」に直角、真っ直ぐの意味はあっても「近接」の
意味はありませんので「直下」は誤用の一例でしょう。
シュメール語では「SIG=BUR=KITA」ですので、
日本語の基礎を担って来た民族は南から北へ向った
と考えられます。北にある「sappolo=札幌」は
奈良・京都から下った所、外れた所にあります。

シュメール語では次の通りです。

SIG = 下にある、下に持っていく、低い、安い
英語では to be low, to bring down, cheap

shapa'lu = アッカド語、シュメール語の SIG, BUR, KITA と同じ