期間が過ぎていると直ぐに返します

  「身近にある」物なら「直ぐ」「上」に、又は「直ぐ」「後ろ」にあります。
美味しい物は皆が「直ぐ」に手を出しますので、「直ぐ」に「無くなり」ます。
沢山の部品から出来ている物が故障し、どこが悪いかその部品が特定
出来ると、その部品を「直ぐ」に「取り替え」ます。目立ちたがり屋や「直ぐ」に
手を挙げて「立つ」て質問をしたり、質問に答えたりするでしょう。植物は全て
そうですが、空に向けて伸びています。人間に例えると「立って」いると言える
でしょう。穀物も果物も「直ぐ」に「食べられる」のは熟する頃です。「直ぐ」に
食べられるほど「熟れた」果物を捥ぎ取らず、そのままにしておくと「直ぐ」に
「赤く」なり、盛を「過ぎ」て「腐る」でしょう。熟した美味しい食べ物は「直ぐ」に
「無くなる」場合が多いです。「借りた物」は使った後は「直ぐに」「返す」のが普通
の人です。お金などを借りたなら期限が来たら「元本を揃えて」「返し」ます。期限
を「過ぎ」ても、返さないのは良くありません。次からは借りられなくなります。
「過ぎる」の名護方言は「sugin=スギン」です。「必要な」物は「直ぐ」に補給する
必要があります。そうしないと困る事が生じるでしょう。 以上に述べた言葉に
含まれている「sugu」や「sugi」の音とその意味を見るとは日本語とシュメール語
は深い関係があると考えられます。

 シュメール語では次の通りです。

 SUG = 上の部分、上の方、後ろ、英語では upper part, upper side, back

 SUG = 空である、空にする、無くする、剥ぎ捨てる
        英語では to be empty, to cut clear, to strip
 SUG = 借金を返す、置き換える、英語では to repay a loan, to replace

SUG = 立つ、英語では stand

SUG = 熟した穀物の実、英語では a ripe stalk of grain

SUGIN = 赤く熟れ過ぎた、腐る、腐らす、英語では rot

 SUGU = 赤い状態、英語では redness

 SUGU = 必要、不足、英語では to need, shortage