食べて良い物、口に入れても良い物: 砂糖、サッカリン、カリントウ

  アッカド語の「aka'lu=食う、食べる」の音の一部または全部を含む言葉は日本語でも
「食う、食べる」と関係がある事が分りましたが、英語でも同じようです。「甘い食べ物」
である砂糖は英語では「sugar」です。この綴りを良く見ると「召しあがる」の「agaru」
に似ています。「ugar=agaru=食う物」と見なして良さそうです。 英語の「sugar」は
アラビア語由来の言葉だそうです。「砂糖」のギリシャ語は「zachari」で、ラテン語
「saccharum」です。これらの音は甘い物で砂糖の代用品として使われた「サッカリン
saccharin」とほぼ同じ音です。この音は「achari=acchari=akalu」ですので、「食べる
=口に入れる」物であるのが分ります。ギリシャ語の「zachari=砂糖」は日本語の「食い、
食べ」「盛り=zakari」とほとんど同じ音です。ラテン語の砂糖はサッカリンと殆ど同じ
です。「akara=akala」行音が「口に入れる」物、「食べ物」であるのが分ります。日本
には「kalin」「糖」と言う名のお菓子があります。この言葉は「sa=砂=とても細かい物
=粒=一粒100mの元気を与える食べ物=糖質」を連想させます。即ち砂糖の「砂」は
「kalin=akalu」と同じですので「砂糖」の「砂」と「カリン糖」の「カリン」は同じです。
糖分も口に入れる物ですので、「砂(粒ほどに砕いた食べ物)=kalin=糖=口に入れる物」
と考えても間違いではないでしょう。このような解説が必要なほど砂の当て字は「いい加減」
な当て字であるのが分ります。「食」は「su」に近い音ですし、寿司の「寿」もあります。
私は「寿糖」が「sugar」への良い当て字だろうと考えています。大昔は甘味料が少なくて
「寿糖」は大歓迎だったようですが、現在は太り過ぎの方が多いですので、「砂糖」を使う
時には「砂を噛む」思いをしながら使いなさい、と考えるなら「砂糖」の当て字で良いで
しょう。

 アッカド語ギリシャ語、ラテン語は次の通りです。

 aka'lu = 食べる、食う、アッカド語、英語では eat

 zachari = 砂糖、ギリシャ語、英語では sugar

 saccarum = 砂糖、ラテン語、英語では sugar


  参考: 英語は次の通りです。

 sugar = 砂糖(召し上がるの「agara」行音を含んでいます)

 saccharin = サッカリン、砂糖の代用品(「acchari」の音を含むので「食べ物」
                      であるのが分ります)