ガンジューと雁字搦め

 スメル語を学ぶと、雁字搦めの質問に対するヤフーの知恵袋のベストアンサーは
「屁理屈」だと感じます。日本語の辞典をみたら「束縛され」、「縛られ」、「動けない」
と解説され、義理や人情が取り上げられていますが、ぴったりきません。「どういう束縛」か
「何に縛られる」のかもっと具体的な理由がある筈です。スメル語が分かるとそれがはっきり
分ります。「家族を養う責任」、「会社を黒字にする責任」など色々な「責任に縛られる」、
「責任ある地位にいる」のが「雁字搦め」の正体です。漢字は単なる「上手い当て字」に過ぎ
ないと考えた方が良いのはスメル語を学ぶと分ります。雁字搦めにされても良い地位、身動き
出来ない地位にいる人はタフでないと務まらないでしょう。今は外来語のタフを良く使いますが、
以前も今も日本語では「頑丈、頑強」な人です。沖縄方言では「gandu=ガンジュー」と言います。
長い人生の中で一番「雁字搦め」に会っている世代は「子育て」世代でしょう。この世代こそ
家族や連れの為に「責任重大な位置、地位」にいて、「健康を保ちつつ」即ち「ガンジュー=
gandu」であるよう気を配りつつ頑張っています。

 スメル語では次の通りです。

  GANDU = 責任ある地位、立場、英語では a position of responsibility