残波岬と万座毛と火山、石コロと宝石

 残波岬は恩納ナビの「波ぬ声〜」の歌で有名な万座毛のある岬です。そこは「岩肌」が見える「絶壁」
でも有名な場所です。山は富士山や山脈のように普通の音読みは「san」です。 しかし火山の音読みは
「山=zan=zam」です。今まで考えた事もなかったのですが、スメル辞典で「za' am=石、石コロ」を
見てそれに近い音の日本語を探しているうちにピンときました。普通の山は木に覆われていると見た目
には石や岩とは関係がないと思われますが、火山が爆発して「大きな石や石コロ」の雨を降らすと火山の
「山」が「山=zam=岩石または石コロで出来た高い場所」であるのが判明します。「zam=残」波岬だけ
でなく万「座毛=zamo'」にも「zam」の音が含まれまています。絶壁と名の付く所は「大きな岩」で出来
ています。残波岬は「絶壁」で有名な場所ですし、万座毛は「岩の上、 石コロ」が多い土壌に芝生が生え
た場所です。以上の言葉から考えると渡嘉敷島より「zama=座間」味島の方が[岩,石コロ]が多いのでは
ないでしょうか。そう思って座間味の観光案内の文章を調べてみる、その中に「黒い岩の絶壁」と碧い海の
コントラストが凄い、と書かれています。日本中の「zama」の入った地名の山地や村は岩山や石コロが多い
ので有名な場所ではないでしょうか。 私の知っているアザミの生えている場所は「海岸線の岩場」が多い
気がします。スメル語では「水=a」「zaam=石、岩場」です。「海辺の石コロのある場所、岩場」に生えて
いるので「a-zami=薊」と名付けられたのでははないでしょうか。漢字の「魚」は「海辺」を表し、「リ」
は刺を表していると考えられます。雨、汗、泡など「水に関係がある言葉」には「a」が含まれています。

 スメル語では次の通りです。

ZA' AM = 石(岩が砕かれて小さくなったのが石だと考えられます)、英語では stone

A = 水、英語では water

AB = 海、英語では sea