動物が物の匂いを嗅ぐ理由

 動物が物の匂いを「kagu=嗅ぐ」理由は「KA」と「GU」の音に隠されています。
人間が物の匂いを嗅ぐのは「口=KA」の「中=GU」に入れて良いかどうか、「GU=KU
=食」エルかどうか確かめる為です。汁の「中に入っていて」「食べられる」物は「GU
=具」と言います。一つの「輪の中にいる」人は「仲間」です。仲間の沖縄方言は「GU’
=グー」です。太っている人は体の肉が外へ向かって広がっていますが、その肉が体の
「中へ方へ動き引き締まっている」なら「GU=グッ」と、引き締まっていると表現します。
「身内」の物を表す場合も「GU」の音を使います。 自分の家族の息子は「GU=愚」と
言います。「具や愚」など色んな漢字を当てていましが、ようするに「四角の中」など
範囲の「内側」を表すシュメル語の「GU」への当て字に過ぎません。物を「噛む」と言い
ます。馬は草を「食む」と言います。「噛む=食む」です。「食べる」のを沖縄方言では
「hamun=ハムン」という地域と「kamun=カムン」と言う地域があります。「食べ物=mun」
を「口=KA」の中に入れるのが「kamun=カムン=食べる」事だと分ります。シュメル語では
「KA=口」です。腹が空くと「腹の中の虫」が何かを「食べたい」、「腹の中に」「食べ物」
を入れて欲しいと「gu' gu'=グーグー」鳴きます。お家の中にだけ引き籠り、ダラダラして
、外に仕事にでない人は「gu’=−グ」タラと言います。心臓、心は「体の中」にあります。
中を表す言葉には「gu」の音が含まれていますので、「心に関係がある言葉」にも「gu」の音
が含まれていると推測できます。相手の「気持ち、心の持ち方」がどうかを知りたい時には
「sagu=探」ルと言います。シュメル語では「SAG=心」です。心が悪い状態にあると「心が、
気が」「fu-sagu=塞ぐ」と言います。日本語や漢字でも「腐敗」「不安」「負けるの音読み」
など「fu」の音は「悪い状態」を表しますので「fu-sagu=塞ぐ」は「心、精神状態」が「悪い」
のを表しています。心の中に長い間蟠っていた事が「解決される、心の中から消え去る」と
溜飲が「saga=下がり」スッとします。溜飲が下るの「下る」に「心の状態」を表す漢字として
使われています。日本人の漢字の使い方が如何にデタラメと言うべきが、ただ単に「音を
当てた」と言うべきでしょう。日本語の元々の意味を考える時に「漢字は万葉仮名のような、
ただ単に音を当てただけ」だというのをいつも念頭に置くべきだと思います。

 シュメル語では次の通りです。

  KA = 口、英語では mouth

  GU = 四角、英語では square (squareの「qu=gu」を見ると英語も
           同じ概念だと分ります。

  GU = 食べる、食う、英語では eat

  SHAG = 心、英語では heart