鼠に齧られた量で食べ物が旨いかどうかが分ります

白と後には同じ音が含まれていますのでこの二つの言葉は関係があるのが分ります。
「白」の音はアッカド語を見ると「目立つ」意味があります 目の前に有るのは良く見え
ます。目立って見えますが、「u-siro=後」に有るのは見えません。それから考えると
「u」の音は「否定」を表すのが分ります。「後=usiro=目立っていない所、みえない所」
です。兎は鳥の「鷺=sagi」に似て白い色をしているが鷺では無いと名付けされたのでは
ないでしょうか。そう考えると「猫と鼠」の語源も考えたくなります。自分の「ko=子」
のように猫可愛がりしているが、自分の子ではないのが「neko=猫」かもしれません。
鼠は昼は「隅=sumi」に隠れているが「夜になると違う」点に注目して名付けた名前
でしょうか。「目を細めて横目でチラッと見る」のを名護方言では「su'mi'=スーミー」
スンと言います。人間とは「違う=ne=u」動物がスーミーしている状態が目立つなら
「u-su’mi」と名付けても良さそうです。「牛と馬」にはどういう意味が隠れている
のでしょうか。「u」と同じように「h」も否定を表すと考えると「umsiru=面白」の反対
は「humsiru=面白くない、嫌な嫌いない、良くない」になります。「鼠」は家に住む
「嫌な、嫌いな、良くない」動物の代表でしょう。「humsiru=鼠」と推測出来そうです。
鼠に似た動物が「溝鼠」でしょう。名護方言では「bi'cha'aa=ビーチャー」と言います。
「b=p」の変化と「cha=sha」変化も普通に見られますので、「bi'cha'=pusha」と考え
られます。ペチャクチャの「pesha=pecha=ペチャ」の音は「口、話す、囓る」などの意味
があるようです。三種類の食べ物を並べた時に「普通に食べられる物=good」、「普通のより
数多く食べられる物=better」、「一番良く食べられる物=best」と考えられます。その量を
「pesha=溝鼠に齧られた量」と見なすと、英語の「good, better, best」は分り易いです。
英語のgoodはただ単に食べ物を食う動作だけを表すと考えられます。 溝鼠などの齧り方に
より、その食物がとてもおいしかった(pesha)か、一番おいしかった(pasha pasha=pest)
かが分ったのではないでしょうか。鼠などの齧歯類、食べ物を齧る動物のシュメル語を見る
と英語の「better, best」と関係がるのではないかと想像したいです。「pestilence=ペスト」
は「鼠」が介在する伝染病です。


 アッカド語とシュメル語は次の通りです。

 ushmmu   = 鼠、アッカド語、シュメル語の peshgiと同じ、英語では rat, rodent

hus,iru = 鼠、アッカド語、英語では mouse

HUMSIRUM  = 鼠、シュメル語、アッカド語では hums,iru、英語では mouse

 PESH = 鼠、(物を囓る動物)、シュメル語、英語では mouse, rat

 PESHGI = 齧歯類、物を囓る動物、シュメル語、英語では rat, mouse, rodent

 PESHGISHGI = 溝鼠、シュメル語、英語では marsh rat



 参考:英語では次の通りです。

  good = 良い、  better = もっと良い、 best = 一番良い

  *pest = 有害な昆虫などのような小動物、扱いにくい子供

  pestilence = 肺ペストなどの酷い伝染病(鼠が介在する病気)、害悪