もし献上品が女性だったら可愛がって一緒に寝て下さいになります

 沖縄方言では「献上品」は「usagi=ウサギ」ムンです。もし「usagi=ウサギ」ムン
が女性だったら、献上品を受け取った人はその人を可愛がり一緒に寝て、気に入ったら
「二号さん、第二夫人」にするかもしれません。沖縄には「usar=ウサー」と言う名の
女性がいますが、「usagi=ウサギ」ムンとして献上された後に「二号さん、第二夫人」
に納まった人が「ウサー」かもしれません。日本では夜の会合や宴会の場から一人だけ
早くお家に帰る、早退する時には「shitu=失」礼します、と言います。「寝に帰る」時に
言う言葉ですので「shitu=寝る」と推測できます。一般の家庭で一緒に「寝る」女性は
正「室=shitu」と言います。「寝る」のに「正当な」権利を持っている人が正室でしょう。
「寝室」は同じ意味の二カ国語を並べた言葉であるのが分ります。寝るのを表すのに
漢字の「失」や「室」の字を当てていますが、「shitu=寝る」事に変りはありません。
漢字は「situ」の音への単なる当て字に過ぎない事がシュメル語とアッカド語を学ぶと
分ります。二号さん、第二夫人は最初の頃は「osoru usuru=恐る恐る」振る舞うと考え
られます。第二夫人が出来ると正室は二号さんに「shittu=shitto=嫉妬」するでしょう。
嫉妬の沖縄方言は「shittu=シットゥ」です。第二夫人は「usuru usuru=恐る恐る」振る
舞った方が良いようです。「yoku=欲」張りは「高望み」をします。二号さんは欲張って
はいけないようです。欲を出して「yuk=上」に立とうとして威張り出すと「yuk-usar=
欲張りな二号さん=ユクサー=大嘘吐き」と言われかねません。


 シュメル語、アッカド語トルコ語は次の通りです。

USAG = 寝る、シュメル語、英語では sleep

USAR =( ushuru と表記される場合もあります)第二夫人、二号さん、
         シュメル語、英語では secondary wife

shittu = 寝る、アッカド語、英語では sleep

shi'i'tu = 第二夫人、アッカド語、英語では secondary wife

 yuksek = 高い、トルコ語、英語では high