那須の与一と恩納ナビ

 那須の与一と恩納ナビに共通するのは「名うて=naute」の弓の使い手と「名うて」の歌人
だと言う事です。那須の与一は村上水軍の一員だったかもしれません。誰でも簡単に出来る
なら名うての人、名人は沢山いるはずです。名うての人が有名なのはその「仕事が難しくて
その技術を修得した人が少ない」からでしょう。「船の操舵に長けた人、船長や船員は誰に
でも出来る仕事ではなかった」ようです。ギリシャ語では「nautikos=船員」です。航海する
には「水先案内人」が必要です。沖縄には「ナビ」と言う名の女性がいますがその人たちは
美人で、中央の役人が地方巡業に来た時に「案内、接待役を任せられた人」と考えられます。
ギリシャ語由来の英語では「navigation =航海」、「navigator =水先案内器」です。現在
の日本では英語からの外来語として、「ナビ」が使われています。船員は仕草が荒いと言われ
ます。「海賊」は特に恐れられます。ギリシャ語由来の英語では「悪名高い=名うての悪事を
働く=notorious」です。

ギリシャ語では次の通りです。

nautikos = 海の男、英語では seaman,