戦争では攻撃の一つの目標は殺戮、殺す事です

  殺すの名護縄方言は「殺=kuru」フンですが、漢語では「殺戮=satu-riku」
と言います。「u → i」の変化を考えると「kuru = kiri = kiru = kuri」は同じ事を
表している可能性があります。一纏りの音は入れ替えても同じ意味を表すと考える
と「kuru → kuri = riku → rik」ですので、「殺す」の名護方言クルフンの「kuru」
と殺戮の「riku」は同じ意味を表すのが分ります。交戦国が「攻撃をする」のは敵を
「殺す」為だと言えます。 「攻撃=殺す行動」ですので「攻撃する=殺す=同じ音か
似た音で表される」と推測できます。リンゴなどの「芯」を「刳り=kuri」貫くと言い
ます。人間を含め動物は「心臓」を「刳り貫かれ」たら「死にます」。英語ではリンゴ
など「果物の芯を刳り貫く」のを「core」と言います。「core = kore → kure = kuru」
と推測できそうです。現在の沖縄方言では「クルシェー=kurushe'」は「傷めつけろ」
ですが、元々の意味は「殺せ」だったと考えられます。「s」と「z」の音は良く入れ替わり
ます。 現在NHKテレビでは毎週日曜日に「江」を放送していますが、豊臣秀吉は城を
「水責め」するのが得意だったと言われます。水責めはかなり有効な「攻撃」です。その城
を周囲から「孤立=koritu」させ「食糧を絶つ」方法です。人間は「一人では生きて行けま
せん」ので「koritu」の音は「死を連想させる」と考えられます。英語の「kill=殺す」も
日本語やトルコ語と何らかの関係がありそうです。トルコ人は日本人と同じように外来語
を良く使うそうです。次のトルコ語は英語の「crisis」からの借用語かもしれません。

 トルコ語では次の通りです。

  kriz = 攻撃、侵略、捕獲、危機、英語では attack, invasion, seizure, crisis