朝と浅ましい

 朝と浅ましいには同じ「asa」の音が含まれていますので同じ意味が含まれていると考えられます。
「朝」は仕事に「出かける」時間帯です。 他人の持ち物や領分に「手を出し」て横取りするのは
「浅ましい」と考えられます。「asa 」行音は「通常の範囲外へ出る」、他所の物を無断で「切り
離し、切り取って」自分の物にしようとする行為を表すようです。コップなどの容器に容量以上の
物を入れようとすると「溢=afu」れます。「溢=abu」れます。この言葉は英語の「as = ab=af
=ap=離れる」と同じと考えて良さそうです。「切り離されて外へ出て行く」状態を表す言葉には
「asa」行音が含まれているのが分ります。英語でも自分の前にある塩などを隣の人に「渡す」のを
「pass」と言います。特別の部屋やパソコンのブログに「入る」には「パス=pass 」ワードが必要
です。一つの場所から「出て」別の場所へ「移る、渡る、渡す」動きには「as」行音が含まれている
のが分ります。 行く予定の場所から「更に遠くへ行く」場合には「足=asi」を伸ばすと言います。
売上や収入より費用や支出が上回ると「足=asi」が「出る」と言います。 そのような状態が「悪
し=asi」です。 米は炊かない限る長持ちします。炊いた後では1日で饐えるでしょう。良い状態
から「悪い状態に移る=悪くなる」、「足=ashi」が早くなります。物は最後まで焼くと「灰=ash」
になります。 トルコ語の「as=通り過ぎた、過ぎ去った=英語では went beynd」と同じ語源の言葉
の可能性があります。

 トルコ語では次の通りです。

  as = 非常に良い、一番良い、エース(トランプのカードAに相当する)、
素晴らしい、専門家、はるかに進んだ、通り過ぎた、過ぎ去った
英語では very good, Ace, excellent, expert, gone beyond, went beyond 

ash = 料理した物、英語では cooked food

ashmak = 渡す、通り過ぎる、越す、横切る、一番上、トップ
         英語では pass, go past, pass by, exceed, transcend, top