雨傘と核の傘

  雨に濡れたくない時には「傘=kasa」を差します。カッパと同じように傘は雨から自分の身を
「守る」道具です。同じ事を「重=kasa」ねて言われたら用心する必要があります。「重ね重ね」
忠告したのに聞き入れなかったので相手の「不利になる事をした」と言われかねません。「かさ=
kasa=傘=重」の音は「防護、防御、安全」などと関係があるのが分ります。核保有国は核の「傘
に守られて」「安全」と言われます。核を持っていない日本はアメリカの核の傘に守られて「安全」
と言われています。寒い時には寒さと風邪から「身を守る」為に「重=kasa」ね着をします。トイレ
で用を足した後は手が汚れないようにと「安全」を期してトイレットペーパーを折り「重=kasa」
ねて使います。どんな攻撃でも 相手の「安全」を脅かすでしょう。日々の生活の中で相手に嫌な思
いをさせる態度に「笠=kasa」に着るがあります。 笠に着る態度を取る人は「相手が自分に刃向か
って来ない、自分の身が安全」と思う時だけそういう態度を取ります。

トルコ語では次の通りです。

  kasa = 金庫(現金を保管するのに安全な場所)、英語では safe