親、凡そ、嗚咽

 親は「特別」な人間です。「oya」など「aya」行音は「特別な、普通ではない、例外的な、
異常な、希な、(善悪清濁に関わらず)極端な、限定できない、通常の範囲を越えた」状態を
表します。 とても悲しい時には「嗚咽=oyetu」します。 これだけと特定出来ない数字や
状況を表す時には「凡そ=oyoso」と言います。 特別な取り決めは「お約束=oyaku-soku」
です。市町村では「お役所=oyaku-sho」は「特別な」勤務先だと考えられているようです。
「通常では考えられないでたらめな」仕事振りは「お役所=oyakusho」仕事と言われます。
「特別職」を解任されるか、辞任すると「お役=oyaku」御免です。「通常でない」物を見た
り、そういう場面に出くわすと「おや=oya」と言います。 犯罪者と思われるが、疑いのない
証拠がない限りをの容疑者を逮捕出来ません。 そんな時には「泳=oyo」がしておいてその間
に証拠を探してその容疑者が犯人であると特定出来るように努力します。「特別な悪い事をし
た人=悪人」は逮捕しないといけません。「悪い事をして逃げ出す人」は「追え=oye」と言い
ます。地名の「親川=oya-kawa」はその地域を流れる沢山の川のなかで「一番大事な特別な川
か、相当大きな川の流域」だと考えられます。人間は地上を歩くのが普通で「泳ぐ=oyogu」の
はレジャーやスポーツの時などたまにする事、例外的な時にします。 人間は通常は起きて仕事
をします。「寝る」のは仕事を「終えた=oyeta」夜か、「体の調子が異常=病気」の時でしょ
う。「寝る」時にかける言葉は「お休み=oya-sumi」です。お休みの「お」は取り捨ててはいけ
ません。「寝ています」は「お休み」ですとも言います。 「oya」の沖縄方言式発音は「uya」で
す。 「泳ぐと寝る」が「oya」行音の「oyo,uyi'.oya,uya,uyu」で表されるのは自然の流れと感
じられます。トルコ語の復習をしましょう。

トルコ語では次の通りです。

uyumak = 寝る、英語では sleep

uyu    =   uyumak と同じ

uyum = uyumak と同じ

uyku = uyumak と同じ