2017-08-03から1日間の記事一覧

ヤエムグラの語源、小さな草

「木々=ki-gi」でも分かるように 「k = g」 の 変化は良く見られます。ヤエムグラの「ムグラ」 は「mkr=mgr=mugura=ムグラ」と変化したと 推測されます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 mkr 一掴み a pl…

トゥナイ、トゥネーと隣の語源、生垣で接している

「隣」の名護方言は「twn-e'=トゥネー」又は 「twn-ai=トゥナイ」です。両方に「twn=木」が 含まれている事が分かります。「隣」の音読みは 「rmn=rimn=隣」で、この音は「鱗」や麒麟の 「麟」のように「似た物が沢山くっ付いている」 状態を表していま…

トゥン・ビャンの語源、リュウゼツラン、織物の原料として使われる植物

沖縄方言には沢山のヒエログリフ由来の木の種類 があるようです。 「twn=トゥン」の名前が、そのまま 残っている言葉がリュウゼツランの沖縄方言だと今日 気づきました。 今帰仁方言音声データ辞典に載って います。 「twn=トゥン」ビャンは「織物」の原料…

トゥン・バンの語源、桐板、反物、夏用の衣類

首里那覇方言音声データベースを見ると 「桐=twn=トゥン」「バン=板」が反物 や夏用の衣類として載っています。「twn =植物」繊維を表す音が「twn=桐=tong」 です。ヒエログリフへの当て字と見なして 良いでしょう。 ヒエログリフのアルファベット表記…

お椀の語源、木を彫り作った物、旁の音はヒエログリフ由来の言葉

お茶碗の「碗」は間違った当て字と推測されます。 「tia=茶」は「木の種類」です。石ではありません。 お「椀=wam」の「わん」が、正しい当て字でしょう。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 am 植物の a plant…

キー・ムム

「生=キー」「ムム=mwmw=生で食べられている物」

ウドゥチ、ウドゥ・ルチの語源、脅して命令に従わせる、驚き、オドオドしながら従う

ヒエログリフでは「動詞の後」に「処置や装置」の 「t=ti=置」を付けると名詞になるようです。脅して の名護方言は「wdt=wduti=ウドゥチ」です。それ から語尾の「t」を取り去った「wd=wdu=ウドゥ」は 「wdu=odo=オド」オドする。 「wdu=ウドゥ」ル…

ウドゥトゥ・ヨー、ウトゥチの語源、熟しているから、落として、食べて良い

木に生っている実を見てまだ熟していないなら そのままにしておくでしょう。「熟んでいる」なら 直ぐにもぎ取り食べた方が良いでしょう。木の 「実」が「熟している、熟んでいる」のでの名護 方言は「wdht=ウドゥトゥ」ヨーです。 ヒエログリフのアルファベ…

シムンの語源、要らない、命に関わる問題では無い、どうぞ貴方が受け取って下さい、

「気にしなくても良い=要らない=シムン」 は名護方言では色んな場面で使います。 何故そう言うかやっと語源が分かったと 思います。「大金持や気持に余裕がある」 人は「如何に生きるか十分な対策を立て ている」でしょう。「あくせくしていない」で しょ…

トゥン、木と関係がある言葉、メー・トゥン、ウチ・トゥン、燃えいる、落ちている

木と関係がある言葉を挙げよと言われたら 「燃える、燃えている」が最初に頭に浮かぶ でしょうか。それとも「果物、実」が「木」に 「生っている」状態でしょうか。その「実」が 「熟み」すぎて「twn=木」から「落ちている」 光景が浮かぶでしょうか。名護…

トゥン・ファーの語源、前腕に棒を付ける方式の武具、トゥン・ビャン2

私は空手は殆ど知らないので、空手に関する 用語はたまに聞く程度で、特殊な空手用具など はインターネットで調べて初めて知るようにな ります。「twn=木」だと知りトゥンの音を含む 沖縄方言を調べると空手用語の中に「トゥン」の 音が入っている言葉があ…

カムンの語源、食う、語尾のンを省略して噛むにしたのは誤用、悪い省略の仕方

食べ物を「食う、食べる」の名護方言は「食む=噛む」 =kam=カム」「ウン=wn」です。この言葉の中に「生きる」 状態を表す「wn=ウン=運」が含まれています。「wn=ウン =運」で「一つ、一纏り」の言葉ですので「kam-wn=カムン」 を「噛む」にして「ン…

ムヌー・ネン、ムヌー・カムンの語源、食い物が無い、穀物、野菜、果物が無い、食う

「無い」状態を表す沖縄方言は「nn=nen=ネン」で ヒエログリフ由来の表現です。「食い物」の代表が野 にある物、即ち「稲穂など穀物、果物、野菜」を表す 「植物」に出来る「色々な形の実」を表すなら「mnw= munw=ムヌ=物=食い物がなる植物=木など」…

アリン・クリンの語源 2、遠くの人と隣の人

「肩」を寄せ合っているなら「肩から手」 までの大部分が「くっ付いている」でしょう。 「k」の音は「接着」の意味もあるようです。 「隣接」している状態を沖縄方言では「k-rmn= ku-rimn=クリン」と言います。「ア段=a=逆、 否定」ですので「アリン=a-…

ヤーフチャンの語源、お家を建てた

屋根を「葺く、葺いた」と言います。屋根には 「葦、茅、萱」が使われている事が分かります。 「お家を建てた=屋根を葺いた」と表現する時 があります。 屋根を「葺いた」の名護方言は 「htn=hutian=フチャン」です。 名護方言を 見ると「屋根」にも「植…

葦の語源、ヒエログリフ由来の言葉

「ash=ashi=葦」は「悪し」と同じ音なので 「よし=葦」の髄から天井を見ると言うように 読み方を変えたそうです。ヒエログリフ辞典を 見ると「ash=ashi=葦=よし」もヒエログリフ 由来の言葉と分かります。 「葦」の出来具合 だけで「善し悪し」が判断…

灯火親しむの語源、紅葉の季節、灯りの色はシム、同義語の並列

灯火親しむの中に三つの同義語「灯り=火=smw=しむ」 が並べられている事が分かります。「薪」を「燃やす」と「灯り」 が見られるように「灯り」は「木=薪」と関係がある言葉です。 この「三つ」の言葉を、一番良く表している言葉が「さしも」草 です。乾…