2016-08-02から1日間の記事一覧

トゥグン、研ぐ、物の先端を尖るように削る、渡久地、出口、港

鉛筆のような長い物の「先端」を「鋭くする」事を「tugu=togu=研ぐ」と言います。「頭の骨=ugu」です、「t-ugu=先端部分=出口、港」と推測されます。その音が含まれている「地」が渡久地と推測されます。渡久地の沖縄方言は「tugu=トゥグ」「チ=地」…

植えるの語源、成長させて果実を収穫する

人間はなぜ主食、副食となる穀物の苗や野菜、草木を「u-elu=植える」のでしょうか。植えたのを「大きくする、育てる」と、その「穂、実、果実」を「elu=得る」事が出来るからである事が分ります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカ…

得ると消える、逆の現象

「elu=得る」の否定は「ki-elu=消える」と推測されます。色々なスポーツでは最後まで「残った」チームなどが優勝を競い、優勝戦で勝ったチームは栄誉を「elu=得る」だけで無く賞金を「elu=得る」時もあります。甲子園での高校野球でも負けると、球場から…

グイグイ押すの語源

相撲の押し出しを見ると「腰」を下ろし「膝をほぼ90度に曲げた」型を作り前に出て行きます。 その押し方を「グイ・グイ」押すと言います。「グイ=腰や膝の股関と関係がある表現」と推測されます。相撲の基本は「四股を踏み」「股関節などを鍛える」事だそ…

筆下ろしの語源、楽しくて幸せ

筆下ろしはアッカド語由来の表現のようです。前に花嫁の手首の甲にする入れ墨は沖縄方言では「hadutu=haditi=ハヂチ」と述べました。花嫁の「喜び」を象徴するのが「ハヂチ」と推測されます。同じ語源から派生した言葉が「筆下ろし」の「hude=筆」と推測…

ふんぞり返るの語源、鼻をへし折りたい人の態度

「鼻持ちならぬ」態度の人がいるとその人の「鼻」をへし折りたいと思うでしょう。 威張る人の態度は「fnd=fundo=funzo=ふんぞ」り返るとも言います。「ふんぞり返る」態度は「鼻」に関係がある表現と見なして良いと思います。 私は語源由来辞典の解釈は間…

ハナデー、フンデー、鼻血の語源は同じ

「fnd=funde'=フンデー」の語源は「鼻」である事は7年ほど前から知っていましたが、「沢山の水洟、水洟を垂らす人」の名護方言「fnd=fanade'=hanade'=ハナデー=洟垂れ」と言う事に今日気づきました。 フンデーは「鼻に関係がある」とある人に話したら…

さながらの語源、まるで、違うが良く似てる

同じ物ではない、違う物だが、見た目には、全く似ていると表現する時には「shana=sanaさな」がらと表現します。「さながら」の中に本物、実物とは「違う」と言う意味が含まれていると推測されます。 アッカド語のアルファベット表記 次の通りです。 アッカ…

スグレー、嘘つきへの対応の仕方

嘘つきは泥棒の始まりと 言われています。その諺を 信じている親は自分の子供 が嘘をつくと「n-agu=殴」 るでしょう。殴れの名護方言 は「shuggure'=スグ」レー です。親は子供が「嘘をつい たら殴ります」ので「ugu= 嘘つきと関係がある言葉に 含まれて…

スグ・レー、メーゴーサー、前頭部を殴れ

親の言う事を聞かない子供はメーゴーサーしなさいと言っていました。名護方言では「s-ugu=スグ」レーとも言います。普通語では「n-agu=殴」れ、ゲンコツをくれてやれです。「ugu=agu」の変化が見られます。「前頭部、額」の辺りを「殴る」事がメーゴーサ…

フーグイ、グイ・ヌギン、ふぐりと腰が抜けるの語源

沖縄方言の「フーグイ」は「ふぐり、睾丸、金玉」と述べました。この表現に含まれている「グイ」は「精力、力、股、股関節の働き」などを表すようです。今帰仁方言音声データベースでグイを調べてみると、「グイ=股の付け根、腰の関節」になっています。 グ…

潜るの語源、頭の上に何かある

「k-ugu=潜」る動作をする時には「ugu=頭蓋骨=頭」の上に何かがある事が分ります。他人の「股やアーチ型の門」を「k-ugu=潜る」時には自分の「ugu=頭」の上に他人の股やアーチ型の門がある事が分ります。「くぐる」の名護方言は「クグ・イン」ですが「…