2016-03-11から1日間の記事一覧
「u-ruqu=oroqu=小禄」に含まれている「ruqu」は「ドゥク=duqu=やり過ぎ」に変化していると推測されます。 「過ぎる」状態は「遠過ぎる」状態と同じと見なせます。自分の仲間の強い人が仲間以外の仲が悪い同期生を殴り続けて起き上がれない程になると、…
一週間ほど前に東村のツツジを見て来ました。東村は名護からでさえ「遠い」所なので那覇からは、もっと「遠い」と感じるでしょう。 東村に「alli=有」銘区があります。小禄に含まれている「ru'qu=遠い」と同じ意味の言葉が有銘の「alli=allu」です。 アッ…
人間には好き嫌いがあるようです。 ある人が特定の人を徹底的に嫌っていると同じ部の別の方と話した方が良いようです。 特に男女間の事はそうでしょう。顔を「all ina=洗いな」おして来い、と言う事は「私とあなた」は上手くいかない、別の人とあなたなら上…
探し物をしている時に「向うにあるではないか」と言う時に「向うに」「alla ana=アラーナ」と言う人がいます。 荒っぽい表現と思う人が多いようですが、自分の文化とは違う人が喋っている言葉と推測されます。全ての国の言葉、外国語は自分の国の言葉、自国…
「u-ruqu=ウルク=小禄」に含まれている「ruqu」が「遠い」状態を表す事が分ると、そこへ「旅に出る」事や「旅に出る人、旅人」を表す言葉にも「ruqu」の音の変化形が含まれていると推測されます。 「遠く」まで「ala'ku=aluki=歩き」続けて「行く」人が…
「これ」は近くにある物で、「遠く」にある物は沖縄方言では「アリ=alli=allu=alle=あれ」です。「あれ=allu=遠くにある」の語頭の「母音」を「a=u」と変化させても意味は変らないようです。それが正しいと「allu=あれ=向う側にある=ullu」になり…
沖縄には不思議な表現があります。「uruqu=oroqu=小禄」は日本「昔は沖縄から船で行き来した大和」なのだろうかと言う表現です。大昔のメソポタミアにもウルクやウルがあります。そことの関係は考えなくても、沖縄から見たら、戦前までの「日本=大和」は…
どんなに偉そうに振舞っても「聞く人」、見る人がいなければ無意味でしょう。目の前に「聴衆」がいて初めて、「大法螺を吹く」事ができます。「偉そうに大法螺を吹く」様子を名護方言では「ku-shamu-nu=ku-samu-nu=クサムヌ」言イ・スンと言います。 「ku…
「顔」を拳で叩く事を英語では「punch=パンチ」と言い、名護方言では「顔=チラー」「パン=panu」クン、殴ると言います。この二つの言葉は同じ語源から派生した言葉と推測されます。アッカド語では「顔=panu'」です。
葬式の「さう=saw=sow=そう=葬」には「切り裂く、引き裂く」意味が含まれているようです。 ヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 sAw 長さを to cut off 調整する、 切る、 割く、裂く to split Aw 長さ length …
昔の老化現象は「腰が曲る」事でした。今でも老化現象の一つは「耳が遠くなる」事です。「老化現象を表す言葉=せむし=semu-si=shemu-si=耳が遠くなっている=腰が曲っている」状態と推測されます。「si=否定を表す接頭語または接尾語」と推測されます。…
沖縄の夏は風が吹くと木陰は涼しいです。しかし直射日光は強いですので長い時間それに当ると日焼けして「真っ赤」になります。風が吹かない日の夏は蒸し暑いです。そう言う時には名護方言ではアチ・ハム、アチ・ハンと言いますが、首里方言では「暑い=アチ…
和歌山県は「木の多い所、即ち「森の多い所」ではないかとインターネットで調べてみると「森のパン屋さん」がある事が分りました。和歌山県は昔は「qissu=紀州」の殿様がいた所です。 「紀州=qissu=森」と推測されます。 「qissu=紀州」ミカンがなる木は…
何処に住んでいるのと聞いた時に「遥か彼方、見えない所」を指差し「ずっと向う」と言う時があります。 名護方言では「ka'mma=カーマ」アマーと言います。「カー=ka'」の音は目に見える「あの辺」を表す場合もあります。 「アリカー=allika'=あの辺」で…