2016-03-04から1日間の記事一覧

金持にたかるの語源、小者の動き

「たかる」は語源を調べると簡単にその意味が分ります。多少と同じ構造の言葉です。即ち「多=た」「かる=qallu=小さい、少」です。後ろの「少しのお金しかない、小者」が前者の「沢山のお金を持っている人、金持」にお金をせびる事です。 ここでの主語は…

花盛り、十八女、鉞の語源、小さいの逆、小さくする物

否定を表す接頭辞に「s=z」や「sa=za」があります。行音があります。「qallu=qali=小さい」の前に「否定=sa=za」を付けると「sa-qali=盛り」や花「盛り=za-qali」になります。「大きい、高い、最高、絶好調、高潮、紅潮」などを表す事が分ります。 …

係と係長の語源

日本とアッカド語を調べていると「課=か」「かり=qali=qallu=軽い、小さな」組織である事が分ります。 課を「細分」した、課の中の「小さい」組織が「qa-qallu=qa-qali=係」です。部課の中の「最小の」組織の長が「qa-qallu=qa-qali=係」長です。 ア…

衷心、苦衷を察するの語源、人間の行為

動物が別の動物の事を思いやる事があるとしても「tyw=衷心」からと言う表現は使いません。「知人」が相当苦労している事を知っていると苦「衷=tyw」を察すると言います。動物が檻に入れられて苦しんでいるのを見て苦衷を察するとは言いません。家族が亡く…

チュー、夢中、宇宙の語源、人間と同じ

人をなぜ「人間」と言うか分りました。人の沖縄方言も「チュー」と言う理由が分りました。「中間」は「中=tyw=間」です。「ちゅうげん=中間」と言う名の職業もありました。小間使いの一種です。人間の居る場所は「空」と「地」の「間」、空間です。人間は…

深刻な・大事故、人身事故

昔は今のように車は発達していませんので、「大事故は車とは関係ない」事が分ります。昔の「大事故」でもありうる事故は「dns=dinsin=人身」事故です。崖崩れなどでも「死にそうな状態」に陥る人がいます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りで…

ぶつかるの語源、軽い衝突

車の接触事故など「qallu=軽」い「小=衝」突は、ぶつ「かる=qallu」と表現しても良いでしょう。正面からお互いの車に当り大破させ使用不能にさせるような「大きな」事故は、ぶつ「かる=qallu」以外の表現が良いようです。 アッカド語のアルファベット表…

切り刻むの語源

カチンと来る、悪い状態を二つ並べた言葉

頭に「has,s,i'nu=カチヌ=カチン」と来ると言います。 頭を「斧」で切りつけられた状態に似ていると思われます。それと似た現象で更に恐ろしい状態が津波が押し寄せて「qullu=来る」事でしょう。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカ…

儲かるの語源、へそくり 2

アメリカの株式市場、ウォール街、Wall Streetの諺に一攫千金を夢見るよりは毎日「小銭を稼げ」、その方が金持になる方法だと言うのがあります。この諺が有史以来の金を儲「ける=qellu」やり方だと考えられます。何故か、儲「かる=qallu」には、「へそくり…

狂いが少ないの語源、多少と同じ構造で少ない意味

狂いが少ないと言う表現があります。この言葉は多少と同じ構造の言葉で、後ろの「少ない」意味になっている事が分ります。即ち「qullu=qallu の否定=大きい」と「少ない」を並べて後ろの少ない意味になっています。それが分ると「qullu=狂」いが生じる事…

津波やお金を借りに来るの語源、相手との距離が短くなる、近づく

人が訪ねて来る事は良い事です。「困る」のは借金に来る人でしょう。「qullu=来る」事の語源は「困る」だったと推測されます。その理由は「qallu=軽」い状態の否定が「qull=来る」と考えられるからです。自分を訪ねて来る人が「沢山の借金を抱えて」「困…

へそくりの語源、少しづつ貯めたお金

奥さんたちは、へそ「くり=quli=qullu」の語源を良く知っているでしょう。人間の体には「小さな穴」が沢山ありますが「臍」の穴も小さいです。 「qallu=qali→quli=小さいの否定=毎回少ない金額だがいつの間にか大金になる」状態が、へそ「くり=quli」…

そっくりの語源、違いが少ない、良く似ている

頑張る、愕然、がしんたれ、臥薪嘗胆の関連語

「がっかり」に含まれている「が=ga=gat=がっ」の音は「心、頭=気持を感じる器官」を表すと推測されます。

大掛かりの語源、空っぽの否定

上の空の語源、頭の中が空っぽ、集中力が少し

集中力が全くないか「ほんの少し」の状態をなぜ「上の空」と言うのでしょうか。たぶん本人の心は「別の事を考える事に夢中になっている」からでしょう。「受かる」の「う」への当て字は「上=宇」と考えていたら「上=宇=宙=空もその一部」に気づきました…

受かる、僅少の差、鼻の差の場合もある

英語に「border line=ボーダー・ライン」があります。その辺りにいると、競馬の「鼻の差、僅少の差、一点の差」で「受かる」か落ちるか決まる事が分ります。「上=宇=う」「かる=qalu=qallu=僅少の差」と分析できます。「僅少の差」でも良いから「ボー…

うっかり、がっかりの語源、ちょっとした間違いと気落ち

「大」間違いに比べて「ちょっと=軽く」気を抜いた間違いが、うっ「かり=qali=qallu」で、「相当な」気落ち、落胆に比べて「qallu=軽」い気落ちが、「気持=我=がっ」「かり=qali=qallu」である事が分ります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の…

法を破るな、犯すなの語源、勿れ 2

自分の物は破り捨てても良いですが、公共の物は勝手に壊してはいけないです。法を「破る」と言う表現があります。法で許される「範囲を越える」事です。「こんな悪い事はしていけない」は文語では「naqa're=勿れ」と言います。「勿れ=naqa're=naqa'ru=破…

陣地の語源、領土の奪い合いで負けて泣く

戦争に負けた国民は酷い仕打ちを受けます。「泣き泣き」戦勝国の命令に従う他はありません。第一次戦争に負けたドイツの惨状は良く知られています。 戦国時代の物語を読むと初陣や陣地が出て来ます。「dimtu=dimti=陣地=戦争の前線基地」である事が分りま…

足ると樽、吾唯足知の語源、満足していると運が回って来る

私はまだ30代の頃に石臼の形をした水受けが「口」の形になっていて、その回りに「口を省いた「吾唯足知」が「回り」に書かれているのを見て感心した事があります。 今までは唯それだけの事しか考えていませんでした。 きょう初めて「taru=足る=回り回っ…

忠告、忠言、中元、注意の語源、人間に贈る

「チュー=tyw=人、人間」である事が分ると「中、忠」も「人間を相手に使う」言葉である事が分ります。犬や猫にお中元を贈る人はいないでしょう。犬や猫に「忠告、忠言」する人もいないでしょう。注意には「心」が含まれています。人間は動物には「人間のよ…

たらい回しの語源、回す、戻す

「たらい回し」と言う表現があります。この表現は同じ意味の二種類の言葉を並べた言葉で ある事が分ります。即ち「taru =tara=グルグル回る」と推測 されます。「taru=樽」は円筒の形ですので転がすとコロコロ転がります。グルグル回るのと 同じ現象です…

ウトゥル・ハンの語源、怖くて引き返す

この先には幽霊が出ると言われたら「引き返す」人が多いでしょう。その理由は「怖い」からでしょう。私の子供の頃までは夜間に「肝試し」がありました。ススキが生えているような墓場に目印を付けた石を置き、それを持ち帰れるかどうかです。一度に一人だけ…