2014-09-12から1日間の記事一覧
求人より求職者が多いと「仕事」に「ahu=abu=溢」れる人が出てきます。「溢れる」もアッカド語由来の表現と推測できます。「h=b」の変化は良く起りますので「ahu=abu」です。 溢れるは「ahu=あふ」れるとも、「abu=あぶ」れるとも読みます。同じ意味の…
ボクシングチャンピオンだった具志堅用高が広めた沖縄方言に「海を歩く、海アッチュン、漁師になる」があります。 歩くの首里方言はアッチュンですが、名護方言では「ahu=aku=akku=アック」ンです。名護方言のアックンが古い言葉と推測できます。「アック…
仕事をするのは「手」作業です。「作業=仕事」です。手と手、二人の人が「手を握る」事が「握手」です。一緒に仕事をしようという合図が「握手」でしょう。 「握手」も同じ意味の二種類の言葉を並べた言葉と推測できます。 アッカド語とシュメール語のアル…
なぜ「田植え」に必要な大事な水が最初に見つかったと言われる、沖縄の稲作に関する神聖な場所、ウキンジュ・ハインジュを「受け水・走り水」と訳するのでしょうか。「走る」の首里方言が「ハイン」だからと推測できます。しかし、もっと古い言葉とも関係が…
桜が咲く季節の情景をテレビで見た事を思い出します。 沖縄では見た事が無かったので余計に記憶に残っています。「pashnu=bashnu=bashno=場所の」取り合いです。幾らでも座る場所があれば場所の取り合いなど起りません。 皆が集まって遊ぶには「狭すぎる…
下への動きは「小さくなる」動きです。落下、落胆、気が落ち込む状態は「genna=ゲンナ」リと言います。語尾の「リ」は「すっかり」など状態を表す語尾ですので「語幹」の「ゲンナ」は「genna=下へ、小さくなる、減少、無力化」と推測できます。ゲンナリの…
「小さい」人や社会的地位の「低い」者は奴婢の「奴=nu」の音で表すようです。次男の名護方言は次男「ヌー=nu」です。能力の「小さい、低い」者は自分一人で出来る事は「少ない」です。能力の上の人が手助けするか、上の人に代りにやって貰う事も多いでし…
親は誰でも自分の子供は小学4年生の頃までは自分より「小さい」事を知っています。「小さい」の名護方言は「genna=guna=グナ」ハンです。極めて貧しい家庭の「幼い」「子供」が、病気の親「に代り」に働く事は昔は良くありました。その状態は健気な、「ケ…
服を作る人、裁縫をする人は、何度も生地を裁断して良い服を作ります。その時には副産物としてたくさんの「pashqu=hashqi=端切」れ、切れ端を出しています。「端切れ」もアッカド語由来の言葉と推測できます。 もう使い物にならない「小さな、細い」部分が…
沖縄では住宅を作る大工は一日に二回の休み時間がありました。朝十時とお昼の三時の休みです。今はどうなっているでしょうか。 それぞれの休み時間は30分以内だったと記憶しています。「僅かな」時間です。この時間は裁縫の時に出来る生地の「切れ端」、「…